( PCT )
SECTION 5: PATENTS
Article 27: Patentable Subject Matter
1. Subject to the provisions of paragraphs 2 and 3, patents shall be available for any inventions, whether products or processes, in all fields of technology, provided that they are new, involve an inventive step and are capable of industrial application. (5) Subject to paragraph 4 of Article 65, paragraph 8 of Article 70 and paragraph 3 of this Article, patents shall be available and patent rights enjoyable without discrimination as to the place of invention, the field of technology and whether products are imported or locally produced.
第5節 特許 第27条 特許の対象
(1) (2)及び(3)の規定に従うことを条件として、特許は、
新規性、進歩性及び産業上の利用可能性のあるすべての 技術分野の発明(物であるか方法であるかを問わない。) について与えられる。第65条(4)、第70条(8)及びこの条 の(3)の規定に従うことを条件として、発明地及び技術分 野並びに物が輸入されたものであるか国内で生産された ものであるかについて差別することなく、特許が与えら れ、及び特許権が享受される。
2005年特許(改正)法 第2 条 定義及び解釈
(1) 本法においては、文脈上他の意味を有する場合を除き、
(ac) 発明に関して「産業上利用可能な」とは、発明が産業において
製造又は使用すること ができることをいう。
(j) 「発明」とは、進歩性を含み、かつ、産業上利用可能な新規の製 品又は方法をいう。
(ja) 「進歩性」とは、現存の知識と比較して技術的進歩を含み若し
くは経済的意義を有する
か又は両者を有する発明の特徴であって、当該発明を当該技術の熟 練者にとって自明でなく
するものをいう。
(l) 「新規発明」とは、完全明細書による特許出願日前にインド又は 世界の何れかの国において何らかの書類における公開により予測さ れなかったか又は実施されなかった何らかの発明又は技術、すなわ ち、主題が公用でなかったか又は技術水準の一部を構成していない 発明又は技術をいう。
第29 条 先の公開による先発明
(1) 完全明細書中にクレームされた発明については、当該発明が、
インドにおいてされた特許出願であって1912 年1 月1 日前の日 付を有するものについて提出された明細書において公開されていた との理由のみによっては、予測されたものとはみなさない。
第54 条 追加特許
(1) 本条の規定に従うことを条件として、特許出願のために提出さ れた完全明細書に記載若しくは開示された発明(本法では以下「主発 明」という。) の改良又は変更に係る特許出願がされ、かつ、その 出願人がまた当該主発明の特許出願もするか若しくはしたか、又は それに係る特許権者でもある場合において、当該出願人がその旨を 請求するときは、長官は、当該改良又は変更についての特許を追加 特許として付与することができる。
WTOに通報された特許法・規則等
The Patents (Amendment) Act, 2005 (IP/N/1/IND/P/2), The Patents Rules, 2003, The Patents (Amendment) Rules, 2005 (IP/N/1/IND/P/3)
新規性:刊行物および公然使用に関して世界公知を採 用。ただし、1912年1月1日以前にインドにおいてなさ れた特許出願の明細書において、公開された発明は対象と しない(2005年特許(改正)法第29条)
我が国にない制度として追加特許の規定がある。これは 特許された発明の発明者又は特許権者が当該発明の改良 または変更した発明を特許出願した場合に付与されるも ので、保護の期間は当初の発明の満了日までとなる。
また2005年特許(改正)法が施行されるまで、インド では物質特許が認められていなかったため、TRIPS協定 第70条8項および9項の規定を満足するため、1999年特 許(改正)法(1995年1月1日に遡及して施行)では、第 4A章(排他的販売権)(24A条から24F条)が規定され ていたが、現在ではこの条項は削除されている。
2. Members may exclude from patentability inventions, the prevention within their territory of the commercial exploitation of which is necessary to protect ordre public or morality, including to protect human, animal or plant life or health or to avoid serious prejudice to the environment, provided that such exclusion is not made merely because the exploitation is prohibited by their law.
(2) 加盟国は、公の秩序又は善良の風俗を守ること(人、
動物若しくは植物の生命若しくは健康を保護し又は環境 に対する重大な損害を回避することを含む。)を目的とし て、商業的な実施を自国の領域内において防止する必要 がある発明を特許の対象から除外することができる。た だし、その除外が、単に当該加盟国の国内法令によって 当該実施が禁止されていることを理由として行われたも のでないことを条件とする。
2005年特許(改正)法 第3 条 発明でないもの
次に掲げるものは、本法の趣旨に該当する発明とはしない。
(a) 取るに足らない発明、又は確立された自然法則に明らかに反す る事項をクレームする発明
(b) その主たる用途若しくはその意図された用途又は商業的実施 が、公序良俗に反し、又は人、動物、植物の生命若しくは健康、又 は環境に深刻な害悪を引き起こす発明
(c) 科学的原理の単なる発見、又は抽象的理論の形成、又は現存する 生物若しくは非生物物質の発見
(d) 既知の物質について何らかの新規な形態の単なる発見であって 当該物質の既知の効能の増大にならないもの、又は既知の物質の新 規特性若しくは新規用途の単なる発見、既知の方法、機械、若しく は装置の単なる用途の単なる発見。ただし、かかる既知の方法が新 規な製品を作り出すことになるか、又は少なくとも1 の新規な反応 物を使用する場合は、この限りでない。
発明とみなされないもの(2005年特許(改正)法第3条)。 (a) 自然法則に基づかないもの。
(b) その実施が公の秩序又は善良の風俗に反するもの (c) 科学的定理の単なる発見や自然界での原則や発見 (d) 公知の物質の新しい形態や新しい用途。
(e) 〜(p)も参照のこと。
参考)コンピュータ・プログラム自体や伝統的知識に基づ く発明や、原子力エネルギーに関連した発明には特許が付 与されない。
3. Members may also exclude from patentability: (3) 加盟国は、また、次のものを特許の対象から除外す
ることができる。
(a) diagnostic, therapeutic and surgical methods for the treatment of humans or animals;
(a) 人又は動物の治療のための診断方法、治療方法及び 外科的方法
2005年特許(改正)法 第3 条 発明でないもの
次に掲げるものは、本法の趣旨に該当する発明とはしない。
(i) 人の内科的、外科的、治療的、予防的、診断的、療法的若しくは その他の処置方法、又は動物の類似の処置方法であって、それら動 物を疾病から自由にし又はそれらの経済的価値若しくはそれらの製 品の経済的価値を増進させるもの
人体または動物に対する内科的、薬学的、外科的、治療的、
予防的、診断的、療法的その他の方法を、特許の対象から 除外している(2005年特許(改正)法第3条)。
(b) plants and animals other than micro-organisms, and essentially biological processes for the production of plants or animals other than non-biological and microbiological processes.
However, Members shall provide for the protection of plant varieties either by patents or by an effective sui generis system or by any combination thereof. The provisions of this subparagraph shall be reviewed four years after the date of entry into force of the WTO Agreement.
(b) 微生物以外の動植物並びに非生物学的方法及び微生 物学的方法以外の動植物の生産のための本質的に生物学 的な方法。ただし、加盟国は、特許若しくは効果的な特 別の制度又はこれらの組合せによって植物の品種の保護 を定める。この(b)の規定は、世界貿易機関協定の効力発 生の日から4年後に検討されるものとする。
2005年特許(改正)法 第3 条 発明でないもの
次に掲げるものは、本法の趣旨に該当する発明とはしない。
(j) 微生物以外の植物及び動物の全部又はそれらの一部。これには、
種子、変種及び種、並びに植物及び動物の生産及び繁殖のための本 質的に生物学的方法を含む。
動植物の全部又は一部並びにこれらの生産のための本 質的に生物学的な方法は特許を受けられる発明とみなし ていない(2005年特許(改正)法第3条)。ただし、植物 の新品種については特別法(The Protection of Plant Varieties and Farmers’ Rights Act, 2001
(IP/N/1/IND/P/1))で保護される。
Article 28: Rights Conferred
1. A patent shall confer on its owner the following exclusive rights:
(a) where the subject matter of a patent is a product, to prevent third parties not having the owner's consent from the acts of:
making, using, offering for sale, selling, or importing for these purposes that product;
(b) where the subject matter of a patent is a process, to prevent third parties not having the owner's consent from the act of using the process, and from the acts of: using, offering for sale, selling, or importing for these purposes at least the product obtained directly by that process.
第28条 与えられる権利
(1) 特許は、特許権者に次の排他的権利を与える。
(a) 特許の対象が物である場合には、特許権者の承諾を 得ていない第三者による当該物の生産、使用、販売の申 出若しくは販売又はこれらを目的とする輸入を防止する 権利
(b) 特許の対象が方法である場合には、特許権者の承諾 を得ていない第三者による当該方法の使用を防止し及び 当該方法により少なくとも直接的に得られた物の使用、
販売の申出若しくは販売又はこれらを目的とする輸入を 防止する権利
2005年特許(改正)法 第48 条 特許権者の権利
本法の他の規定及び第 47 条に規定された条件に従うことを条件と して、本法に基づいて付与された特許は、特許権者に、次に掲げる 権利を与える。
(a) 特許の主題が製品である場合は、その者の承認を有していない 第三者がインドにおいて当該製品を製造し、使用し、販売の申出を し、販売し又はこれらの目的で輸入する行為を防止する排他権 (b) 特許の主題が方法である場合は、その者の承認を有していない 第三者が同方法を使用する行為、及びインドにおいて同方法により 直接得られた製品を使用し、販売の申出をし、販売し又はこれらの 目的で輸入する行為を防止する排他権.
TRIPS協定の文言と同一
2. Patent owners shall also have the right to assign, or transfer by succession, the patent and to conclude licensing contracts.
(2) 特許権者は、また、特許を譲渡し又は承継により移 転する権利及び実施許諾契約を締結する権利を有する。
2005年特許(改正)法 第69 条 譲渡、移転等の登録
(1) 何人も譲渡、移転若しくは法の適用によって、特許若しくは特 許の持分を取得し、又は譲渡抵当権者、実施権者若しくはその他と して特許について何らかの他の権利を取得したときは、その者は、
長官に対してその者の権原又は場合により権利の通知を登録簿に登 録すべき旨を、所定の方法により書面で申請しなければならない。
抵当権、実施許諾等についての規定(2005年特許(改正)
法第69条)。
Article 29: Conditions on Patent Applicants
1. Members shall require that an applicant for a patent shall disclose the invention in a manner sufficiently clear and complete for the invention to be carried out by a person skilled in the art and may require the applicant to indicate the best mode for carrying out the invention known to the inventor at the filing date or, where priority is claimed, at the priority date of the application.
第29条 特許出願人に関する条件
(1) 加盟国は、特許出願人に対し、その発明をその技術 分野の専門家が実施することができる程度に明確かつ十 分に開示することを要求する。加盟国は、特許出願人に 対し、出願日又は、優先権が主張される場合には、当該 優先権に係る出願の日において、発明者が知っている当 該発明を実施するための最良の形態を示すことを要求す ることができる。
2005年特許(改正)法 第10 条 明細書の内容
(1) 仮明細書か又は完全明細書かを問わず、各明細書には発明を記 載し、発明に係る主題を十分に表示する名称を頭書しなければなら ない。
(4) 各完全明細書については、
(a) 発明そのもの、その作用又は用途及びその実施の方法を十分か つ詳細に記載し、
(b) 出願人に知られ、かつ、その出願人がその保護を請求する権利 を有する発明を実施する最善の方法を開示し、また
(c) 保護を請求する発明の範囲を明確にする1 又は2 以上のクレー ムをもって完結し、また
(d) 発明に関する技術情報を提供する要約を添付しなければならな い。ただし、
十分な開示を求めている(2005年特許(改正)法第10条)。 最善の方法の開示を求めている(2005年特許(改正)法 第10条)。
2. Members may require an applicant for a patent to provide information concerning the applicant's corresponding foreign applications and grants.
(2) 加盟国は、特許出願人に対し、外国における出願及 び特許の付与に関する情報を提供することを要求するこ とができる。
2005年特許(改正)法
第8 条 外国出願に関する情報及び誓約書
(1) 本法に基づく特許出願人がインド以外の如何なる国において も、同一若しくは実質的に同一の発明について単独で若しくは他の 何人かと共同で特許出願を行っている場合、又は自己の知る限りに おいて当該出願が、何人かを通じて若しくはその者から権原を取得 した何人かによって行われている場合は、当該出願人は、自己の出 願と共に、又はその後長官が許可することがある所定の期間内に、
次に掲げるものを提出しなければならない。
(a) 当該出願の明細事項を記載した陳述書、及び
(b) 前号にいう陳述書の提出後所定の期間内にインド以外の何れか の国にした同一又は実質的に同一の発明に係る他の各出願(ある場 合)について、インドにおける特許付与日まで、前号に基づいて必要 とされる明細を書面で随時長官に通知し続ける旨の誓約書
(2) インドにおける特許出願後であって、それについての特許付与 又は特許付与拒絶まではいつでも、長官は、インド以外の国におけ
情報の提供を要求することが出来る(2005年特許(改正)
法第8条、第138条)。